この記事の要点
- 健康経営優良法人の認定申請料は中小企業で16,500円(税込)/年

著者 / 健康経営取得サポート責任者
北藤 廉株式会社リクステップ。中小企業の健康経営取得サポートと、補助金・助成金サポートを統括。企業ごとの課題整理から、制度活用に向けた準備・継続的な取り組みまで支援しています。
1. 健康経営優良法人の認定取得にかかる費用
健康経営優良法人の認定取得には、大きく分けて「認定申請料」「取り組み費用」「サポート費用」の3種類がかかります。
認定申請料(2023年度から有料化)
中小規模法人部門は16,500円(税込)/件、大規模法人部門は88,000円(税込)/件です。 認定は毎年更新が必要なため、この申請料も毎年発生します。
申請料と取得予算を分けて確認する
2026年9月18日時点の認定事務局の案内では、中小規模法人部門の申請料は税抜15,000円(税込16,500円)、大規模法人部門は税抜80,000円(税込88,000円)です。これは認定審査の申請料で、健診・研修・外部サポートなどの費用は含みません。
大規模法人部門でグループ会社と合算申請する場合は、申請主体の料金に加え、同時認定の対象となる合算1法人ごとに税込16,500円が加算されます。健康経営度調査への回答のみで認定審査を受けない場合の「申請料不要」と、認定申請の有料手続きを混同しないようにしましょう。
出典:ACTION!健康経営「認定申請料」。申請する年度の最新案内を確認してください。
自社で用意する予算の整理方法
予算は「申請料+新たに必要な取り組み費+依頼する外部サポート費」で整理します。すでに予算化している健診等の費用と、認定に向けて追加する費用を分けると、二重計上を避けられます。担当者の書類作成や社内調整に必要な時間も別に見積もりましょう。
外部サポートを比較するときは、申請料が見積りに含まれるか、月額料金の対象期間、研修やツールの追加料金、翌年の更新支援の範囲を確認してください。助成金は受給が確定するまで収入として差し引かず、まず助成金なしで支払える予算を確認し、受給できた場合の試算と分けて検討します。
自社単独 vs. サポート活用
自社で進める場合は担当者の作業時間と確認体制を、外部に相談する場合は委託費用と支援範囲を比較します。費用の大小だけでなく、社内に運用を引き継げるかも判断材料にしましょう。
ポイント
- 支援費用と助成金の受給可否は分けて確認する
- 重要なのは「どの助成金が使えるか」を最初に把握すること
2. 助成金の活用を検討する際の確認点
健康経営に取り組む企業が活用できる助成金・補助金は複数あります。
| 助成金・補助金名 | 最大受給額 | 主な対象 |
|---|---|---|
| 業務改善助成金 | 最大700万円 | 生産性向上・最低賃金引上げに取り組む企業 |
| 両立支援等助成金 | 最大700万円 | 育児・介護との両立支援に取り組む企業 |
| 人材確保等支援助成金 | 最大80万円 | 雇用管理改善・人材確保に取り組む企業 |
| 産業保健関連助成金 | 内容により異なる | 産業医・保健師活用、メンタルヘルス対策 |
注意:助成金の受給要件・金額は変更される場合があります。 また、すべての企業が最大額を受給できるわけではありません。
実績の数字を自社の予算に置き換えない
他社の受給額や認定の実績が、そのまま自社に当てはまるとは限りません。企業規模、対象経費、実施時期、制度の要件が異なるためです。
まずは自社が実施する取り組みと必要経費を整理し、利用を検討する制度の条件を確認します。受給が確定する前に助成金を収入として差し引かず、支出の見通しを立てましょう。
見積りで確認したい支援範囲
申請準備、実施記録の整理、研修、外部ツールの利用、取得後の運用など、依頼する範囲を分けて確認します。見積りに含まれる作業と、別途必要な費用を明確にしましょう。
リクステップでは、企業の現状と必要な支援範囲を確認して費用をご案内します。自社で担当する業務も決めておくと、契約後の役割分担が分かりやすくなります。
5. 認定取得でコスト以外に得られるメリット
- 採用力の向上:経済産業省認定ロゴの使用権により、求人票や会社案内で「健康経営優良法人」をアピールできる。
- 融資優遇・入札加点:一部の金融機関では融資審査の加点要素に。公共調達でも加点されるケースがある。
- 離職率の低減:メンタルヘルスケアの充実により、休職・退職リスクが低下。
- 生産性の向上:ストレスチェックと適切なケアにより、プレゼンティーイズムを改善。
- 企業ブランドの向上:SDGs・ESG投資の観点からも、対外的な企業価値向上につながる。
自社の状況に合わせて検討する
健康経営の進め方は、従業員数や現在の体制、すでに実施している施策によって異なります。申請に必要な準備と日常の運用を整理し、担当者・期限・記録の残し方を決めることから始めましょう。
リクステップでは、現状確認から計画づくり、申請準備についてご相談いただけます。支援範囲と費用は個別にご案内します。認定取得や助成金の受給を保証するものではありません。
7. 取得までの流れ
取り組みを続けるために、担当者・実施時期・記録の保管方法を整理しましょう。リクステップでは、企業の状況を確認し、認定取得に向けた準備と運用についてご相談いただけます。
よくある質問(FAQ)
どこに相談すればよいですか?
株式会社リクステップへご相談ください。企業の規模、取り組み状況、申請に向けた課題を確認し、必要な準備をご案内します。
支援費用はどのように決まりますか?
企業の状況と支援範囲を確認して個別にご案内します。申請に必要な費用と外部支援の費用を分けて確認し、助成金の受給を前提にしない予算で検討しましょう。
認定取得や助成金の受給は保証されますか?
保証するものではありません。認定と助成金はそれぞれの要件・審査によって決まります。リクステップは現状整理、実施計画、申請準備をサポートします。
まず、健康経営に必要な準備を整理しませんか
関連記事




